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C-14(炭素14)を使った年代測定

C-14(炭素14)を使った年代測定は「放射性炭素年代測定」と呼ばれ、特に昔の生物の遺物(骨や木の化石など)がどれだけ古いものかを調べる方法です。C-14(炭素14)は、生きている間に植物や動物が体内に取り込む放射性の炭素で、自然に少しずつ減少していきます。生物が死ぬと新しいC-14(炭素14)の取り込みが止まり、体内の C-14(炭素14)はゆっくりと減少し続けます。この減少する速さは決まっていて、約5,730年で半分になるので、残っているC-14(炭素14)の量を調べると、その生物が何万年前に死んだのかがわかるという仕組みです。 この方法で1万年~数万年前までの年代を調べることができます。

炭素14を使った年代測定
炭素14を使った年代測定
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