シーベルト(Sv)は、放射線が人体に与える影響の度合いを示す単位です。放射線の種類や人体の部位によって影響は異なるため、複数の指標(等価線量、実効線量など)が存在しますが、これらの指標はすべてシーベルト(Sv)の単位で表され、被ばくによるリスクを数値化し、放射線の種類や被ばく部位、評価の目的(法令順守、空間測定、個人被ばく管理など)に応じて使い分けられています。これにより、放射線がどれほど人体に影響を与えるかを評価することができます。
等価線量
個々の組織・臓器ごとの放射線の確率的影響を評価するための指標(線量)です。放射線の種類(アルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線など)によって人体への影響度が異なるため、その違いを考慮して、組織や臓器が放射線から受けたエネルギーをもとに計算します。
実効線量
全組織・臓器が受ける放射線の影響を全て足し合わせた、全身への放射線の確率的影響を評価するための指標(線量)です。放射線による影響の受けやすさは組織や臓器によって違いがあるため、組織・臓器ごとに発がんの感受性の違いで重みをつけて計算します。
法令に基づく防護基準(年間線量限度など)は、この実効線量で設定されています。
参考:「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(令和6年度版) ベクレルとシーベルト,シーベルトの由来」
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/current/attach/202503mat1-02-12.pdf
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/current/attach/202503mat1-02-13.pdf.(環境省)(参照 2025-06-02).
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/current/attach/202503mat1-02-12.pdf
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/current/attach/202503mat1-02-13.pdf.(環境省)(参照 2025-06-02).
出典:一般財団法人
日本原子力文化財団.“原子力・エネルギー図面集|エネ百科|きみと、未来と。".2016-03-14.https://www.ene100.jp/zumen/6-3-7.(参照 2024-10-01).





