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放射線ごとの特徴ってあるの?

アルファ(α)線やベータ(β)線は透過力が低いため体の外から受ける影響は少ないですが、これらを放出する核種を体内に取り込むと影響を受けやすくなるため取り込まないようにすることが重要です。特にアルファ(α)線については、体内で放出された場合、ごく狭い範囲の細胞に大量のエネルギーを集中させ、DNAに深刻なダメージを与えるため、生物への影響が非常に大きいとされています。
一方、ガンマ(γ)線やエックス(X)線は透過力が高く体の外からでも影響を受けるため、発生源から距離をとったり、間に遮るものを設けて遮へいすることが重要です。

放射線ごとの特徴ってあるの? 出典:一般財団法人 日本原子力文化財団.“原子力・エネルギー図面集|エネ百科|きみと、未来と。 “.2018-06-27.
https://www.ene100.jp/zumen/6-1-6.(参照 2024-10-01).
  • アルファ線

    陽子2個と中性子2個がひとかたまりになった放射線です。物質を通り抜ける力は弱く、薄い紙1枚程度で止めることができます。

  • ベータ線

    原子核から飛び出した電子です。物質を通り抜ける力は、アルファ線より強いが、アルミニウムなどの薄い金属板で止めることができます。

  • ガンマ線

    放射線を出す物質がアルファ(α)線やベータ(β)線を出した後、まだ余分なエネルギーが残っている場合に出る放射線で、その正体は電磁波です。物質を通り抜ける力はアルファ(α)線やベータ(β)線に比べて強く、鉛や厚い鉄の板で止めることができます。

  • 中性子線

    原子核が壊れた時に出る放射線で、電荷を持たないため物質と相互作用せず、高い透過力で金属を通り抜けることができますが、水やコンクリートのような、原子番号の小さい水素などを含む物質で止めることができます。

    環境の中性子線量について
  • エックス(X)線

    電磁波の一種で、波長は非常に短く、エネルギーが高い放射線です。金属や骨など密度が高い物質は透過しにくく、紙や皮膚など密度が低い物質は透過しやすい性質があります。病院での診断(レントゲン撮影やCTスキャンなど)にも利用されています。

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