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放射能、放射線の違いってなに?
生き物や岩石などいろいろな物質を構成する元となっている元素には、安定した状態のものと、不安定な状態のものがあります。不安定な状態の元素は、アルファ(α)線やベータ(β)線などの粒子や、ガンマ(γ)線などの電 …さらに詳しく
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半減期ってなに?
不安定な状態の元素は、ずっと放射線を出し続けるわけではありません。放射線を放出することで、安定な状態に移り変わっていきます。半分が安定な状態に移り変わった状態、つまり、放射能が半分になった状態になるま …さらに詳しく
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ベクレル(Bq)ってなに?
ベクレル(Bq)は、放射性物質が1秒間に放出する放射線の量を示す単位です。これは放射性物質自体の放射能を示すものであり、人体に与える影響を直接示すものではありません。物質そのものの放射能の強さを表すため、放 …さらに詳しく
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グレイ(Gy)ってなに?
グレイ(Gy)は、放射線が物質や人体にどれだけのエネルギーを与えたか(吸収線量)を示す単位です。放射線が物体や人体にどの程度の影響を与えるかを評価するために使われます。 …さらに詳しく
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シーベルト(Sv)ってなに?
シーベルト(Sv)は、放射線が人体に与える影響(等価線量、実効線量)を示す単位です。放射線の種類や人体の部位によって影響は異なるため、シーベルトを使うことで被ばくによるリスクを数値化して表します。これにより …さらに詳しく
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放射線ごとの特徴ってあるの?
アルファ(α)線やベータ(β)線は透過力が低いため、体の外から受ける影響は少ないですが、体内に取り込むと影響を受けやすくなるため、体内に取り込まないようにすることが重要です。一方、ガンマ(γ)線やエックス(X …さらに詳しく
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放射線ってどうやって測るの?
目に見えない放射線が物質に当たると電気的に作用(電離作用)しますが、これを利用して放射線を測ることができます。電圧をかけた2つの電極の間を放射線が通ると、回りのものがプラスやマイナスの電気を帯びたもの(イ …さらに詳しく
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自然放射線ってなに?
自然放射線とは、自然発生的に生成された放射性物質や地球の誕生以来ずっと存在し続けている放射性物質から発生している放射線のことをいいます。自然放射線は生きているすべての生物が受けている放射線です。宇宙、 …さらに詳しく
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宇宙からの自然放射線の影響
宇宙からの自然放射線とは、太陽や銀河系の宇宙空間から飛んでくる放射線(宇宙線)のことをいい、大気成分(窒素や酸素)に衝突することで二次的な放射線(Be-7(ベリリウム7)やC-14(炭素14))をもたらしています。特に高地 …さらに詳しく
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大地(岩石や土壌)とラドンガスからの自然放射線の影響
約45億年前に地球が誕生した時から多くの放射性物質がありました。地球の地殻にはU(ウラン)、Th(トリウム)、K-40(カリウム40)などの放射性物質が存在しています。このため岩石や土壌からはガンマ(γ)線が放出され、私 …さらに詳しく
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食品からの自然放射線の影響
食べ物や飲み水にも微量の放射性物質が含まれています。食べ物には、動植物体を構成する必須元素として含まれている炭素、水素、カリウムなどの放射性同位体(C-14(炭素14)、H-3(トリチウム)、K-40(カリウム40)など)と …さらに詳しく
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ラドンって?
ラドンは、自然に存在するウランの娘核種のラジウムから発生する気体の放射性物質で、呼吸により人体に取り込まれます。ラジウムの放射性壊変によりラドンが生成され、地面や建材などから空気中に拡散します。ラドン …さらに詳しく
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人工放射線ってなに?
人工放射線とは、人間の活動によって生成される放射線のことをいい、医療や産業、原子力発電など多くの分野で利用されています。放射線自体の性質は自然放射線も人工放射線も同じです。適切に管理し、安全に利用する …さらに詳しく
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日常生活で受けている放射線ってどれくらいなの?
放射線は目に見えませんが、日常生活の中で意外と身近な存在です。私たちは、日常生活の中でどれくらいの放射線を受けているのでしょうか?一般的な日本人が通常の生活環境で受ける放射線の量は、年間で4.7mSvになり …さらに詳しく
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どれくらいの放射線を浴びると体に影響がある?
放射線による影響には二つの種類があります。一つは、ある値を超えると確実に症状が現れる確定的影響です。確定的影響とは、ある一定の被ばく量(しきい線量)を超えたときに必ず生じる健康への影響のことをいいます。 …さらに詳しく